ステップファザーステップ(宮部みゆき)

ステップファザー・ステップ (講談社文庫)

ステップファザー・ステップ (講談社文庫)

中学生の双子の兄弟が住む家に落っこちてきたのは、なんとプロの泥棒だった。そして、一緒に暮らし始めた3人。まるで父子のような(!?)家庭生活がスタートする。次々と起こる7つの事件に、ユーモアあふれる3人の会話。

お神酒どっくりて。

さくさく読める短編ミステリー集みたいな感じ。疲れているときでも、読むのがそれほど苦になりません。特に、誰も死なないし、表立って暴力の場面が出てくることが少ないせいか、とてもほのぼのした雰囲気の中で読めます。誰もがほどほどにイイヒトで、そういう意味ではとても癒し。