BRAIN VALLEY〈上〉(瀬名 秀明)

BRAIN VALLEY〈上〉 (角川文庫)

BRAIN VALLEY〈上〉 (角川文庫)

山奥の最新脳科学総合研究所「ブレインテック」。脳科学者の孝岡は、同研究所所長の北川の指名を受け、この地に赴任する。到着早々に目撃した若い女性の身体から放たれた白い光。が、不思議な体験はそれだけではなかった。孝岡は、エイリアンらしきものに拉致され、生体実験を施されてしまう。しかし、それらの超常現象も、この地で行われている数々の研究も、すべては人類を更なる進化へと導く壮大な計画の一環でしかなかった。人類の根元を司る「脳」に最先端の科学理論で迫り、オカルト現象をはじめ様々な謎を解き明かす究極のサイエンス・フィクション、待望の文庫化。

ってなわけで読み始めたのですが。普段、読みなれてるはずなんだけど、これに関しては、上だけ読むのでも2週間以上、読みながら寝ることも余裕で二桁、と大苦戦を強いられてます。あまりにも専門的過ぎるのかもしれません。もちろん脳科学・ニューロサイエンスとかについては多少の予備知識があったがゆえに読み始めたのだけど、そんなもの通用するレベルじゃなかった。学術用語とかの説明を省いたら、意外と短く収まりそうな気もしてしまうのだけど、でも、きっとあの辺は省略不可なんだろうなぁ。とてつもなく頭のいい人が書いた、とてつもなく万人向けでない気がするお話、と今のところ分類。