バスキア
- 出版社/メーカー: パイオニアLDC
- 発売日: 1999/03/05
- メディア: DVD
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天才画家ジャン=ミシェル・バスキアの、輝かしい栄光とその裏での孤独の日々を描いた感動の人間ドラマ。ジェフリー・ライト、デビッド・ボウイ、デニス・ホッパーほか出演。
友人トムくんからの推薦映画です(名前がまずかったら言ってくれれば消します)。
このタイトルの人名は実在の人。有名だったグラフィティ・アーティストで、一度見たら、間違いなく忘れられない種類の絵を描く人です。最近ではユニクロでプリントTシャツになってたりするので、見たことある人は多いかもしれません。
バスキアとアンディ・ウォーホルとのつながりとか、いろいろ知らなかった人間関係やらなんやら、っていうのもなかなかの豆知識なんですが。この作品の核っていうのは、バスキア本人の人間的内面、もしくは人種差別とかっていうテーマであるような印象を受けました。特に、一人の男としてのバスキアの人間性については色濃く描かれているように思います。有名になっていくにつれて生まれる、得るものと失っていくものとか、今まで頼りにしていたものを失った瞬間とか、そういうものに直面したときの心の揺れのようなものはじっくりやってるな、と。