ヴァイブレータ(赤坂真理)

ヴァイブレータ (講談社文庫)

ヴァイブレータ (講談社文庫)

あなたのことが書いてある。

ウァイブレータ――振動するもの。あたしの中身は震えつづけている。アルコールと食べ吐きで辛うじて自分を支えているライターのあたしは、コンビニで知り合った男のトラックに乗りこみ、航路の道連れとなる。肌の温もりとセックス、重ね合う言葉。四日間の「旅」を描く、痛いほどに切実な、再生の物語。

うろ覚えだけど、映画になってた奴の原作だと思う。

文章から映像がイメージしやすかった。文章が会話に近いからかも。読んでる感覚は、個人的にはライトノベルに近い気がしました。これが出た時期から見れば走りみたいなものだったのかもね。