ネコソギラジカル (上) 十三階段(西尾維新)

ネコソギラジカル (上) 十三階段 (講談社ノベルス)

ネコソギラジカル (上) 十三階段 (講談社ノベルス)

「よう俺の敵」“世界”を、そして“物語”を終わらせるため、「ぼく」こと“戯言遣いいーちゃん”に「狐面(きつねめん)の男」はささやく。キーワードは、加速。そして、世界の終わり。何より、物語の終わり。待ち受ける刺客(しかく)、<十三階段>の向こう側にある“終わり”の果てにあるものは !?新青春エンタの決定版中の決定版、<戯言シリーズ>。その最終楽章となる『ネコソギラジカル』三部作の前奏曲(プレリュード)がついに奏でられる!完全燃焼、西尾維新!!

終わりを感じさせるね。

このシリーズももうすぐ終わりが見えたようです。最終楽章と言うだけはあって、今まで出てきた懐かしい人がわらわらわらわら。今までのものすべてが伏線とでも言う気なのか、さながら祭りのようにいろんな人が出てきて、物語に絡んできます。

上巻の最後だけではこの後がどういう風にも転がりそうな気がしてしまうけど、少なくとも愛着を抱きたくなるようなキャラでも次巻以降で結構死んでしまいそうな予感だけはあります。最後まで生き残ってほしいキャラのうち、一体何人が生きていられるのかなぁ。