フジテレビに新株予約権 ライブドアへ対抗策

フジテレビジョンニッポン放送は23日、インターネット関連会社のライブドアによる同放送株買収への対抗策として、ニッポン放送がフジテレビに対し第三者割り当てによる新株予約権を発行すると発表した。新株予約権を手にしたフジは一定期間後、いつでもニッポン放送の新株を取得できるため、ライブドアニッポン放送保有比率を下げて、同社による経営支配を排除することを可能にする。

夕飯食いながら見てました。

今までずっと興味を持っていたけど、ここへ来て決着が見えてきたっぽいので触れてみることにします。残念ながら僕は経済について何か言及できるほど知識もないけれど、あからさまにフジがジャーマンスープレックス決めてきたことくらいはわかります。文字だけで判断する限りではもうライブドアニッポン放送は支配できないっぽいですね。

それにしても、なのですが。まぁ、今さら何を言ってもアレですが、僕はこのニュース、どちらかといえばフジのほうの肩もって見てました。別にメディアの流れがそうだったからってわけでもなく、もちろん堀江氏の社長日記もある程度見てます。それを見る限りでは、別に堀江氏がやってることが間違ってると言う気はありません。日記から僕の読み取れる限りでは、氏の考え方を見ればかなり革新的なほうにいるのだろうし、上を見てる人の見方なのだろうとも思います。ただ、個人的にはどうしても手法が気に入らなかった。こういうことをする上で、もうちょっとマシなやり方はなかったのか、それだけがどうしても引っかかってました。経済の論理では通るのかもしれないけど、そこは数字だけではない世界、力ずくにならない方法を模索してほしかったと思います。結局強引な力ではそれ以上の力が帰ってくるっていうひとつの教訓だったのかもしれないですね。

さて。今後はどうやらこれ以上の進展は司法にゆだねられるのではないか、とか最後にTV中継で結んでましたが、これから先、本当どうなるんでしょうね。まさかどっかのライブドアすごろくみたいなオチに本当ならなきゃいいけど。またしばし静観の構えを取りたいものです。

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