ネコソギラジカル (中) 赤き征裁VS.橙なる種(西尾維新)

ネコソギラジカル (中) 赤き征裁VS.橙なる種 (講談社ノベルス)

ネコソギラジカル (中) 赤き征裁VS.橙なる種 (講談社ノベルス)


「――諸手をあげて、喜べよ」
人類の最終存在、橙なる種・想影真心を伴って、「僕」こと”戯言遣いいーちゃん”の前に「狐面の男」は現れる。
バックノズル・ジェイルオルタナティブ……。
”運命”の最悪の傍観者たる彼が唱える”世界の法則”は、この世の”真理”そのものなのか!?

タイトルと内容は必ずしも一致するとは限らない。

いよいよ、このシリーズも下巻を残すのみ、となりました。話は中巻なのですが、どう書こうとしても、多分ネタバレを起こしやすいので、書き方は抽象的にしておきます。それにしても、ここまで予想された結末をことごとくつぶしていけるってのもすごいものです。中巻のラストがああ落ちて、次のタイトルがアレですか?!って言うのも、またああ〜、と。

謎にしてたものはどこまで回収して、どこまで放置しておくんだろうなぁ、これ。