ファウスト Vol.3 2004.Summer

早いもので、これで、もうおしまいになるわけですけど。連続更新とか言っておいて、たったの2時間ちょっとで終わるんですけど。最後に全体的な感想をいってみようかと思います。

創刊から3号め、というだけあって、徐々に形ができてきたのかな、というのが一番の感想でした。連載も増えてるし、今後は年3回の定期刊行化ということになったそうだし、総じて発展の方向にあるのかな、と思います。

ただ、それゆえにか、ライトノベルを知らない人にとっては徐々にではあるけど、敷居が高くなりつつあるような気もします。ライトノベル入門書から、ライトノベル専門書へのステップアップとでも言うんでしょうか。その前を知らない人にはどんどん楽しめる場所が減ってきていると言うか、その辺が個人的にはちょっと残念だな、と思ってます。

まぁ、その辺は今回みたいないろいろな特集でカバーされていくことになると思うんですけど、まったく無名の新人作家とかを、今後さらに取り上げて行ってくれると読む側としては飽きなくていいんじゃないでしょうかねー。