ほしのこえ

ほしのこえ [DVD]

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2046年、関東某県の中学に通う長峰美加子と寺尾昇は同級生。同じ部活で仲の良いふたりだが、中学3年の夏、ミカコは国連軍の選抜メンバーに選ばれたことをノボルに告げる。

2047年冬、ミカコは地球を後にし、ノボルは高校に進学する。 地上と宇宙に離れたミカコとノボルは携帯メールで連絡をとりあうが、リシテア号が木星エウロパ基地を経由してさらに太陽系の深淵に向かうにつれて、メールの電波の往復にかかる時間は開いていく。

ノボルはミカコからのメールだけを心待ちにしている自身にいら立ちつつも、日常生活を送っていく。やがてリシテア艦隊はワープを行い、ミカコとノボルの時間のズレは決定的なものへとなっていく……。

雲のむこう、約束の場所」を見る前に勉強しておくべきかと思って。

途方もない時間と、途轍もない距離。自分と切り離して考えることのできないような人が相手のとき、この2つともが揃ってしまうのは、どうしようもないくらい切ない。それだけどうしようもない溝ができてなお、人はどういうことができるのか。そんなことをぼんやり考えました。

ところでこれ、一人で作ったって……すごいなぁ。